ファンタシースターオンライン2es [編集]

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概要 [編集]

開発・制作・運営・発売元(株)SEGA(現 セガゲームス)
SEGA CORPORATION
プレイ人数1人
対応機種Android OS搭載機種
Apple iOS搭載機種
シリーズプロデューサー酒井 智史
ディレクター陳 智政
イラスト・キャラクターデザイン水野 暁一
Nidy-2D-(Season1〜)
PSO2アートワークチーム、他
公式サイトhttps://pso2.jp/es/players/
公式ブログファンタシースターシリーズ公式ブログ

正式名称は『PHANTASY STAR ONLINE2es』。略称は『PSO2es』。
esにはエッセンスなどの意味が込められている。公式の読みは『ピーエスオーツーエス』。
SEGA(現セガゲームス)が開発・運営を行なっている、『PSO2』と連動要素を持つスマートフォン用アプリケーション。
『PSO2』と同じく、基本プレイ無料のアイテム課金制で、分類的にはカードゲームに似たソーシャルアプリ。
Windows PC版、PS Vita版に続く『PSO2』のプラットフォームという位置づけであり、『PSO2』との連動要素を売りとしている。
キャラクターデータを共有しつつ、より簡単なキャラクタークリエイトやアクションで一人プレイができるゲームとなっている。

正式サービス開始に至るまでの経緯 [編集]

PSO2esプレイ画面

3月26日の『PSO2』メディアブリーフィング2ndにて発表された。

当初は2012年冬にサービスイン予定だったが、
2012年11月22日にスマートフォン版のサービス開始時期を2012年冬から2013年に延期することが発表された。
2013年8月29日16:00〜21:00、2013年8月31日11:00〜9月1日22:00に第一回目クローズドβテストが行われた。
その後、2013年12月14日に放送されたニコニコ生放送「PSO2放送局」第15回にて、βテストのアンケート結果を受けて
更なるクォリティの向上を目指し、サービス開始時期を2014年春へ延期することが発表された。
翌年4月1日の「PSO2放送局」第18回にて、放送翌日である4月2日よりAndroid版のオープンβサービスを開始することが発表された。
同時にiPhone版、iPad版のオープンβサービスも春開始を予定して開発中と発表された。
4月7日よりAndroid版の正式サービスが開始され、5月14日よりiOS版の正式サービスが開始された。(オープンβサービスは実施されなかった)

オープンβ情報 [編集]

オープンβサービス期間中は課金機能が使えない以外、ゲームの基本機能は全て使える状態で行われるため
PSO2と連動したキャラクターなどのデータは正式サービスへと引き継がれた。

PSO2との連動要素 [編集]

連動完了 連動キャラクター

PSO2側で既にキャラクターを作っている場合、同じキャラクターを使用できる。
武器やコスチュームは共有、クラスレベルは共有しないためes側ではレベル1からのプレイとなる。
獲得した経験値やメセタ、アイテムなども共有される。
マグに餌をあげる、アイテム強化を行う、スクラッチを引くなども可能。
PSO2側で受け取ってない場合に限り、エクストリームパスとカジノコインパスを受け取ることもできる。(パスは直接PSO2側の倉庫へ送られる)

プレミアムセットが有効な場合、PSO2esログイン時に1日1枚「ラッピーメダル」と「獲得経験値15000(チケット)」を入手可能。
また、PSO2esゲーム内でロビーに戻った際、PSO2の緊急クエスト発生1時間前に通知を受け取ることが可能。

PSO2と連動してPSO2内でクラスレベル10、20に到達するとそれぞれラッピーメダル5枚、10枚が特典として配布される。
連動時に既に条件を満たしているキャラクターも対象となる。

また、PSO2es内でのみ付与される可能性がある特殊能力や、特殊な性能を発揮する武器が存在する。(後述)

  • ソールレセプター
    詳細はソールレセプターおよびソールレセプターによるボーナスを参照 特殊能力追加でプールに含めることで、ソール系特殊能力の継承確率を100%にし、ソールひとつで継承を可能にする特別な特殊能力。 PSO2esのボスエネミーのドロップ品に付与される可能性がある他、緊急クエストのドロップ品・ボーナススクラッチ報酬・リサイクルショップ交換品、
    期間限定のスペシャルクエストのスコアボーナス報酬に付与されることがある。
  • ギフトレセプター
    詳細はギフトレセプターを参照 特殊能力追加でプールに含めることで、ラッキーライズⅠなどの鑑定系特殊能力を継承・合成可能にする特別な特殊能力。 PSO2esの緊急クエストのドロップ品・リサイクルショップ交換品に付与されることがある。
  • エクストレセプター
    特殊能力追加時に、フリクト系とアルター系、一部ステータスⅣの合成確率を大幅に上昇させる。
    主にesの緊急クエスト?およびボーナススクラッチ?でのみ出土する。
  • 早期習熟
    詳細はPSO2es攻略まとめWikiの該当項目を参照
    PSO2esでのみ特殊な性能を発揮し、PSO2では何の効果も発揮しない。 現在、早期習熟がついている武器はこちらから確認できる。
  • 属性共鳴
    詳細はPSO2es攻略まとめWikiの該当項目を参照
    PSO2esでのみ特殊な性能を発揮し、PSO2では何の効果も発揮しない。 現在、属性共鳴がついている武器はこちらから確認できる。
    後のアップデートで、「属性共鳴・攻」と「属性共鳴・技」に分割された。
  • 全属性共鳴
    PSO2esのリサイクルショップ(後の交換ショップ?)で交換できる★12リグシリーズにのみ付与されている能力。
    PSO2では効果を発揮しない。

ストーリー [編集]

時系列的には本家『PSO2』のEPISODE1~2の辺りと酒井P&陳ディレクターから公言されていた。
同一時間軸、またはパラレルワールドのような扱い。
設定上は『PSO2』と繋がりがあるものの、独立した物語を紡いでおり、本家には影響しない。
(esの管理官がPSO2に宣伝のため出張に行くなどの接点はある)
後に、作中時間で2年が経過し、本家のEPISODE4と同時間軸となった。

ストーリーは現在3つあり、

Classic Season アークスクエスト編[1]
新米アークスである主人公と、それをサポートするアークス管理官のセラフィを中心に描かれる。
4年前に研究所から失踪したコーエン博士を追いながら、その一連の謎を解き明かしていく。
2015年8月26日のアップデートで最終話が配信され、完結。
Season1 ウェポノイド編[2]
新たなキャラクターを加えた新展開。2015年12月22日のアップデートより配信開始。
武器が擬人化した「ウェポノイド」という生命体を仲間に加え、新米アークスのジェネ?とともに事件の謎を追っていく。
2017年3月15日のアップデートで第9章と最終章が同時配信され、ウェポノイドを巡るストーリーは完結した[3]
Season2 トランスエネミー編
2017年6月28日のアップデートより配信開始。
Season1での戦いの爪痕が残る未解決部分と新たな敵を加えて物語が展開される。

……と、なっている。
旧ストーリーは「アークスクエスト?」でシナリオを進めていたが、次章からは新たに「ストーリークエスト?」が実装された。
また、アークスクエスト編は本家同様に3Dで描かれたキャラクターのCGが使われているのに対し、ウェポノイド編からはイラストレーター「Nidy-2D-」の描くCGへと変わっている。

PSO2esの登場人物 [編集]

個別ページのあるキャラクターはそちらも参照。

セラフィ(CV:なし、PSO2と新章からは喜多村 英梨)
アークス管理官。ヒューマン女性。
コーエン(CV:なし)
チップ技術の開発者。4年前に失踪。ヒューマン男性。
後に投降し現在は服役中。
ドノヴァン(CV:なし)
コーエンの従者。キャスト女性。
現在も失踪中のまま。
コフィー(CV:なし、PSO2では悠木 碧)
セラフィの同僚。ヒューマン女性。
セラフィ編の終盤でのみ主人公をサポートした。
ジェネ?(CV:雨宮 天)
新米アークスヒューマン女性。
新章のメインヒロイン。
モア?(CV:金田 朋子)
ウェポノイド」の少年。
ザッカード?(CV:緑川 光)
爆破事件唯一の生存者。外見はデューマン男性。
ブルーノ?(CV:神原 大地)
謎の調査員。詳細不明。
後に、ジェネ達と行動を共にするようになる。
アネット? (CV:佳村 はるか)
第三章より登場。ジェネ達の窮地を救った少女。
ダンテ? (CV:岩澤 俊樹)
第三章より登場。特異能力を持つ謎の青年。
フェル? (CV:飯田 友子)
同じく、特異能力を持つ少年。
レヴィ? (CV:巽 悠衣子)
同じく、特異能力を持つ少女。
ロード? (CV:梶 裕貴)
謎の青年。

世界観・用語 [編集]

チップ
アークス研究部が開発した新技術。
アークス隊員エネミー?などの能力を特殊なチップに移植し、戦闘時にその能力を再構築・展開が可能といった『PSO EPⅢ』のC.A.R.D技術に似たものとなっている。
E.M.A.研究所
アークスの武器を開発している研究所。
ウェポノイド
武器が擬人化した状態。アークス側でも調査は進んでおらず、擬人化現象の原因や理由は不明。
詳細はウェポノイドを参照。
トランスエネミー
Season2より用いられるようになった名称。ダンテやフェルらE.M.A.研究所が生み出した、エネミーへと変容可能な人造人間群を指す。

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]

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[1] PSO2放送局』で便宜上「セラフィ編」と呼んでいた。2017年6月29日追記:先日行われたアップデートで正式名称が「Classic Season アークスクエスト編」となった。
[2] 「〜編」などの公式名称は不明。最終章が配信され、作中でモアが「ウェポノイドをめぐるストーリー」と呼んでいたので当wikiでの表記を「ウェポノイド編」に変更。2017年6月29日追記:先日行われたアップデートで正式名称が「Season1 ウェポノイド編」となった。
[3] 作中のモア?の台詞より。