深遠なる闇 [編集]
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注意
このページには『PSⅣ』と『PSO2』のストーリーの根幹となるネタバレが含まれています。
概要 [編集]
『ダークファルス』を生み出している闇の精神生命体のこと。
『PSⅣ』のラスボス、そして『PSO2』EPISODE3のラスボスである。
海外版では「Profound Darkness(深い闇)」と訳されている。
数億年以上の大昔、元はひとつだった精神生命体が「大いなる光」と「深遠なる闇」に分裂し、戦争を始めた。
長きに渡る激しい戦いの末、戦いに勝利した「大いなる光」は「深遠なる闇」を次元の狭間へと封印する。
「大いなる光」と「深遠なる闇」は2つの精神生命体が持つ性質であり、善悪といった概念とは関係がないものである。
「大いなる光」は「深遠なる闇」の復活を危ぶみ、恒星アルゴル、第一惑星パルマ、第二惑星モタビア、第三惑星デゾリスを
創造する。それらを用いた巨大な封印を施し、封印の『護り人』としてパルマ人、モタビアン、デゾリアンをそれぞれの惑星に創りだし配した。
この封印があるかぎり深遠なる闇の復活はなされないはずであった。
だが、封印は千年周期でその力が著しく低下する時期が発生し、この時に深遠なる闇の千年にも及ぶ憎悪が分離、実体化する。
これが『ダークファルス』と呼ばれる存在である。
大いなる光はこの事があらかじめわかっており、護り人たちに警告を発するため、千年周期でアルゴルに接近する公転軌道を持つ
第四惑星リュクロスと語り部としての「レ・ルーフ」を創造した。
そして前の千年周期の際に惑星パルマがダークファルスにより破壊されたことで封印にほころびが生じ、完全な復活を果たそうとしていた。
戦闘前BGMは『The Black Blood』、第一形態および第二形態が『Abyss』、最終形態は『Ooze』となっている。
「『PSO2』EPISODE1&EPISODE2設定資料集」では、
「ダークファルスやダーカーを生み出した存在であり、新光歴228年(PSO2本編時間軸の10年前)に二代目クラリスクレイスが【深遠なる闇】へと変貌しかけたが彼女自身がそれを封印、ダークファルス(エルダーなど)を生み出したものと彼女が変貌しかけた【深遠なる闇】は同一のものかは不明」
……であると説明されている。
後にEPISODE3設定資料集で同一のものではないとの解説がある。
フォトナーに封印された方の深遠なる闇は後にEPISODE6で【原初の闇】として顕現した
ある人類が発見した海に覆われた「惑星」は、それ自体が自我と超越した演算能力、そして演算から導き出した膨大な知識を持っていた。
彼らはその惑星をシオン(Xion)と名付け、また初めての他者との交流に酔いしれていたシオンも彼らにフォトンを始めとした様々な知識を与え、
自身を核としたマザーシップを彼らに作らせ共に星々を渡り歩いた。
このようにして彼らの科学技術は飛躍的進歩を遂げ、ついには自らの身体を作り変えフォトナーと呼ばれる存在となった。
EPISODE3第5章「出来損ないの最高傑作?」でルーサーの口から「深遠なる闇」について語られている。
PSO2世界での「深遠なる闇」は、フォトナーがシオンを模倣して造った「人造のアカシックレコード[1]」である。
しかし、全ての決定をシオンに依存するフォトナー達の怠惰と負の感情に強く影響され、全宇宙を滅ぼそうとする強い憎悪と怨念を抱くようになった。
結局、フォトナー達は人造アカシックレコード(深遠なる闇)を創りだしたは良いものの、制御しきれずに封印をすることしか出来なかった。
そして、その時の代償としてフォトナーはフォトンへの干渉能力を喪失することとなる[2]。
その後、深遠なる闇の残滓として『ダークファルス』が現れ、ダーカーが生み出されていくこととなった。
フォトナー達は、その脅威に対抗するために「アークス」を造った。
【双子】によるとダークファルスの目的は「深遠なる闇」を復活させることで、その器として二代目クラリスクレイスが選ばれた。
プレイヤーキャラクターも彼女同様に深遠なる闇を復活させる器となる素質を備えており、ダーカーおよびダークファルスの力、またはダーカー因子そのものをその身に喰らっている[3][4]ことが判明している[5]。
そのため、シャオから、深遠なる闇になることがないよう監視および警告されていたが、EPISODE3第6章「大切なひとを守るために?」で最後の仕上げとして【双子】が自身を喰らわせることで深遠なる闇を復活させようとした。
プレイヤーキャラクターがマトイを庇い深遠なる闇として覚醒しかけたが、マトイが『白錫クラリッサ』を使いプレイヤーキャラクターの身体に溜め込まれていたダーカー因子をすべて自分自身に取り込み、彼女が深遠なる闇になってしまった。
その後、マトイはプレイヤーと六芒均衡やシャオを筆頭とするアークス達と、ダークファルスでありながら目的を同じくする【仮面】の協力によってダーカー因子をすべて身体から取り払われ浄化、救出された。
しかし、マトイを救うために【仮面】が『白錫クラリッサ』に残留していたシオンの意識を呼び起こし、彼にとっては最後の「歴史改変」を行なう。
マトイの身体(およびプレイヤーキャラと、壊世区域と化したナベリウス)からダーカー因子を全て吸収した【仮面】は、深遠なる闇の器となりいずこかへ飛び去って行った。
その直後、惑星ナベリウスの遙か上空にて【深遠なる闇】?として顕現。
惑星ごと喰らい尽くそうと触手(のようなもの)を伸ばし、ナベリウスを侵食してゆく。
緊急クエスト?「世界を壊す流転の徒花?」で、アークスの総力を結集させ、【深遠なる闇】の大規模な討伐作戦を決行。
巨大なブラックホールのような空間に突入し、そこで【深遠なる闇】との決戦が繰り広げられる。
戦いは熾烈を極め、何隻もの揚陸艇が大破されていく中、意識を取り戻しかけた【仮面】が一瞬の隙をついて自身を【深遠なる闇】顕現直前の状態まで巻き戻すという時間遡行能力を発動させた。
これにより、【深遠なる闇】は永遠に討伐→復活→討伐を繰り返され、惑星ナベリウスの上空に留まり続けることになる。
過去にフォトナー達が戦ったものの封印することしかできなかったためにこのような苦肉の策を用いたと思われるが、器となっている【仮面】自身が完全に疲弊 or 消滅 or 吸収されてしまうまでは、この行為を永遠に続けなければならない。
クリア後に出現するイベントフィールドでシャオが指摘しているように、この策(巻き戻し続ける事で疑似的にその場に封印する)は「いつまで持つかわからない」。
戦闘中、【深遠なる闇】の大技である『天罰』発動準備に画面が明転し、【仮面】(プレイヤーが操作することになる)と【深遠なる闇】の一騎打ちの演出が入るが、ストーリーEP3-7をクリア済みの場合は【深遠なる闇】はプレイヤーキャラと同じ姿で出現する。
カウントは表示されないがこの演出には時間制限が定められており、制限時間を超過し【仮面】が精神の主導権争いに負けると【深遠なる闇】がチャージ完了した『天罰』(法撃によるダメージ)がマルチエリアの参加者全員に降り注ぐ結果となる。
制限時間に間に合い、【仮面】が【深遠なる闇】を撃破すると『天罰』を発動できずその場にダウンし、頭部の仮面が剥がれ落ちコアが剥き出しになる。
この時、剥き出しになったコアの中には【仮面】[6]の姿が見える。
PSO2に関する備考 [編集]
【深遠なる闇】戦における【仮面】の苦肉の策は、同じ緊急クエストをユーザー側が何度も受注する「メタ的世界の都合」とも言える。
また、【深遠なる闇】戦で使用されているBGMは『PSⅣ』の深遠なる闇戦と『PSO EPⅢ』のラスボス戦をアレンジしたものとなっている。
内訳は以下の通り。
- クエスト受注→キャンプシップ移動時に流れるムービー:『The Black Blood』
- テレポーター待機時:『Abyss』
- 【深遠なる闇】戦闘:『Unfathomable Darkness』
- 【深遠なる闇】第一(徒花)形態:『Ooze』
- 【深遠なる闇】第二(人型)形態:『"IDOLA" The Strange Fruits』
- 優勢(HP半減→一騎打ち→勝利)時:『The whole new world -Code:SINEN-』
- クリア後:『Rose Confession』(リコのテーマ)
プロデューサーの酒井智史?氏からは『Ooze』を使うよう提案されたが、BGM担当の小林秀聡?氏が「EP3なのだから『"IDOLA" The Strange Fruits』を使いたい」と意見が割れ、いっそどちらも入れてしまおうということで楽曲を組んだという逸話がある[7]。
関連項目 [編集]
関連ページ [編集]
- 【深遠なる闇】?(PSO2攻略まとめWiki)
- ディーオ・ヒューナル?(PSO2攻略まとめWiki)
- 【仮面】?(PSO2攻略まとめWiki)
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