ダークファルス [編集]
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概要 [編集]
ファンタシースターシリーズにおける共通の敵。
いつの時代、どこの太陽系とも関係なく、どこにでも現れる。
共通しているのは、『千年周期で封印が弱まり、復活する』『遺跡に封印されている』『顕現するためには依り代が必要』ということ。
依り代の数だけ顕現可能なため、複数の亜種や別形状が作中で同時に存在することもある。
4部作の頃は、一般的なファンタジー世界の大魔王や魔王的な位置づけだったが(深遠なる闇から生み出された手下的な存在という意味で)、
PSOの辺りからは深遠なる闇と同等の巨悪へと格上げされている。
後続作品のPSO2では4部作の頃のような魔王的キャラクターへと印象が戻っている。
太古に光の精神生命体との戦いに敗れ「アルゴル太陽系」に封印された精神生命体『深遠なる闇』から誕生した存在。
千年周期で封印が弱まった際に深遠なる闇の憎悪の念が実体化したものがダークファルスである。
またPSⅢのエンディングの1つにおいて過去の地球にアルゴルに関する知識がもたらされ、その後の研究によって人工的に誕生した個体がいるという説[1]もある。
『光ありて 影を成し 対ありて 対無く 不在の在
かかる姿の 転生の 宴 無限なる 律 ここに 印 結びなさん
ムゥト ディッツ ポウム…』
惑星ラグオルの遺跡に封印されていた。
千年周期が近づいており、ラグオルに到着したパイオニア1の乗員達の精神を侵食し、彼らを操って封印を解かせた。
復活しかけたダークファルスは完全な復活体ではなかったため撃退に成功したが、調査団の指揮官「ヒースクリフ・フロウウェン」が「D因子」に侵食されてしまう。
D因子に侵食されたフロウウェンは緊急治療を受けるが、既に遺伝子まで汚染されていることが発覚。
フロウウェンは移民第2陣の中止提言を条件に自ら生体実験のモルモットとしてその身を差し出し、海底のプラントに収容されることとなる。
これによりプラントで行われていた生体実験郡は飛躍的に進歩したが、フロウウェンを母体とした融合計画 (プロトファルス計画) は
撃退したダークファルスの力が増大し、復活が近づくにつれ融合体の暴走が激しくなっていったため頓挫。
融合の被験体となったフロウウェンは、そのまま海底プラントの廃棄場に投棄されることとなる。
この段階になって、危険を重く見たパイオニア1により復活したダークファルスの殲滅が決定されたが最奥部に到着することもままならないまま
戦力を消費、戦闘の激化する中でその負の意志に反応したダークファルスの力によって惑星表面まで届く大爆発「ブルーバースト」が引き起こされてしまう。
これと同時期、フロウウェンが交換条件として提示していたはずの移民中止勧告と遺言が隠蔽されていたために、移民第2陣パイオニア2が到着することになった。
プレイヤーがEPⅠの遺跡最深部(封印空間)で戦うことになるダークファルスは、「リコ・タイレル」を依り代に顕現しており、第一形態から第三形態まで変化する。
第三形態のダークファルスを取り巻く魔法陣には“NAMUAMIDABUTU”、“DARK.FALZ.FAIZ.03”という文字が浮かび上がり、封印がまだ生きていることを示している。
ノーマルモードは第二形態まで、ハードモード以降では第三形態と戦うことができる。
またEPⅡにて、ガル・ダ・バル島の海底プラント廃棄場に出現した「オルガ・フロウ」は、D因子に侵食されたフロウウェンの成れの果てであり機械とD型寄生細胞が融合した事実上の人工ダークファルス。
なお、ラグオルの地にある封印の石碑「ムゥト」「ディッツ」「ポウム」は、かつて『深遠なる闇』を封じたアルゴル太陽系の「モタビア」「デゾリス」「パルマ」の三惑星に対応している。
1万8000年前に復活し、グラール太陽系の旧文明を滅ぼした。
彼らはダークファルスをリュクロスに封印したが、歪曲空間に逃れ、Aフォトン(アドバンスド・フォトン)リアクターに寄生し、長い年月をかけて現代に復活。
「ディー・ロレイ」という個体と、HIVEにいる人造の劣化コピー版「ダルク・ファキス」、そしてハウザーが復活させたダークファルスが存在する。
最終戦後に見れるダークファルスの記憶的なもの(ファルス・メモリア)には、アルゴル太陽系やラグオルとの繋がりを示唆するような映像が浮かび上がっている。
本作ではダークファルスを「SEED」という闇の神、PSOの「D因子」のような侵食フォトンを「SEED因子」または「SEEDウイルス」と呼んでいる。
戦闘BGMは『Fight The Vicious Fate』、『The Last Story』。
ダルク・ファキスの方は『The Hunt-The End of Planets-』と『The Vibe-The End of Planets-』。
VR空間、そしてストーリー10章Act1にて、亜空間の中にのみ出現する。
ハウザーが復活させたダークファルスと同じ形態のものだが、実体ではなく残留思念のようなもの。
PSPo2iにおいて出現した「ダークファルス・ディオス」は、世界中から集めたダークファルスの残滓から誕生したもので、聖櫃クロウリィに完全封印された。
依り代となっている人物は、プレイヤーのそれまでの選択で決定される。
戦闘BGMは、第一形態が『la DIOS Arrancar』、第二形態が『el DIOS Despertar』。
200年前に「大空白」と呼ばれる大破壊を引き起こし、月のアルカプラントにある生体コンピュータ「マザートリニティ」を依り代とし、ニューマン達を洗脳・扇動して地球の文明を滅ぼそうとしている。
ストーリークリア後のイベントで、PSOとの繋がりが明かされた。
【深遠なる闇】から生まれた存在。
設定資料集によると、個体ごとに異なる意思を持ち、特に性格や目的意識、戦闘形態は依代となった人物の影響を強く受ける。
ダークファルス【巨躯】、ダークファルス【敗者】、ダークファルス【若人】らはその傾向にあるが、
ダークファルス【双子】はそれらを「混ざりもの」と見下している。
また、特殊な状況下でダークファルスと化したダークファルス【仮面】という個体も存在する。
【仮面】以外は、配下となるダーカーを使役している。
詳細は「ダークファルス?」、または下記の関連項目および関連ページを参照のこと。
新章(便宜上EPISODE2)の最終章で登場。ロード?という青年が憑代となっている。
(が、半身であるジェネ?を吸収することができなかったため、不完全な状態であると作中でザッカード?やダンテ?らが指摘している。)
人間の感情を不要・不浄であると否定し、それらを淘汰して自身の理想とする「寸分の狂いもない完璧に制御された」世界を実現せんがため、【深遠なる闇】と接触、
憎悪の感情に呑まれ、「プロトファルス・ロード」として主人公達の前に立ちはだかった。
エルジマルト編でもエルジマルトの母星に封印されていたダークファルス残影が出現
その実態は巨躯の分身的存在だった
"IDOLA" [編集]
ラテン語で「偶像」を意味する。初出はPSOから。
以降、シリーズを通してダークファルスおよびダークファルスに関連したラスボス戦の曲名につけられている。
- 『Pray, for "IDOLA" the distorted』:PSO EPⅠのダークファルス戦。
- 『Cry, for "IDOLA" the holy』:同じくEPⅠのダークファルス戦、第三形態。
- 『"IDOLA" have the immortal feather』:PSO EPⅡのオルガ・フロウ戦。
- 『"IDOLA" have the divine blade』:同じくオルガ・フロウ戦、最終形態。
- 『"IDOLA" The Strange Fruits』:PSO EPⅢのカストル&ポルックス(ハンターズ陣営ラスボス)、アンプラム・アンブラ(アークズ陣営ラスボス)戦。
- 『PSO2』では【深遠なる闇】?戦の「世界を壊す流転の徒花?」で『Unfathomable Darkness』の一部としてアレンジバージョンが使われている。
- 『"IDOLA" The Fanatic Viper』:PSOBBのシャンベルタン、サンテミリオン、コンドリュー戦。
- 『"IDOLA" The Imitated God』:PSZのマザートリニティ戦。
- 『"IDOLA" The Devil's Shadow』:同じくPSZのダークファルス戦。
- 『"IDOLA" da Sledge of Destruction』:PSO2のダークファルス・エルダー?戦。
- なお、エルダー前哨戦であるファルス・アーム?戦「猛る黒曜の暴腕?」の第4段階目BGM『Falz Arm -LastEngage-』には、『Cry, for “IDOLA” the holy』のアレンジが入っている。
- 『la L'inno per il "IDOLA"』:同じくPSO2のダークファルス・ルーサー?戦。
- 『“IDOLA” have the immortal feather』のアレンジが1フレーズ入っている。
- 『"IDOLA" the Audacious Joker』:PSO2のダークファルス・ダブル?戦。
- これまでのPSO2"IDOLA"と異なり、過去作曲のアレンジは見受けられない。
これら『IDOLA』の作曲は、すべて「小林 秀聡?」。
関連項目 [編集]
関連ページ [編集]
下記はいずれもPSO2攻略まとめWikiのページ
- 深遠なる闇(用語集)?
- 大いなる光(用語集)?
- ダークファルス(用語集)?
- ダークファルス・エルダー?
- ダークファルス・ルーサー?
- ダークファルス・ダブル?
- ファルス・ヒューナル?
- ファルス・アンゲル?
- ファルス・ダラン / ファルス・ダリル / ファルス・ダランブル?
- ダークファルス・アプレンティス・ジア?
- 【巨躯】?
- 【敗者】?
- 【仮面】?
- 【若人】?
- 【双子】?
- 小林 秀聡(用語集)?
コメント [編集]
公式に発言されたものではなく、あくまでも考察で有力と思われている仮説