マトイ [編集]
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注意
このページには『PSO2』のストーリーのネタバレが記載されています。
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「わたし、がんばって思い出すから。」
種族 | ヒューマン |
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クラス | フォース? |
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武器 | 白錫クラリッサ? (EPISODE2〜3) 明錫クラリッサⅢ? (EPISODE3〜) |
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年齢 | 18歳[1] |
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身長 | 157cm |
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CV | 佐藤 聡美 |
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概要 [編集]
『PSO2』に登場するキャラクター。
EPISODE1の「ストーリークエスト」第1章「ずっと明日を待っていた」で、惑星ナベリウスの森林地帯に倒れていたところを、プレイヤーとアフィンに救出された。
その後はメディカルセンター?に保護され、長期間に渡り治療を受けている。
名前以外の記憶をすべて失っており、自分が何者なのか、どこから来たのかも憶えていない。
アークスのデータベースにもマトイの個人情報は登録されていないが、服装にはアークスのロゴがプリントされている。
唯一思い出せたのがプレイヤーの名前で、その時は「頭の中に直接聞こえてきた」と表現している。
EPISODE2では、プレイヤーと共にマザーシップ?の中枢部へ向かい、一時的にパーティーに加入している。
EPISODE3で正式にアークスに籍が用意されたらしく、プレイヤーのパートナーとして惑星ハルコタンへの調査任務へ赴く。
人物像 [編集]
割と「おっとり」した性格で、緊張感の薄い「ほんわか」口調で話す。
普段はアークスシップのゲートエリア、メディカルセンターのカウンターがあるすぐ横に立っており、そこで行き交うアークス達のことを観察している。
プレイヤーの各惑星を調査・探索してきた体験話を聞くのが好きで、唯一の楽しみにしている。
また、テクニックが打ち消されるはずのロビー内で、法撃武器を用いずにテクニックを使用できてしまうなど、謎が多い。
その際はフィリアに叱られたが、後に「下手に隠すより自覚させたほうが良い」ということで、本格的にテクニックの練習をすることになった。
練習用として渡されたロッド(法撃武器)が自分に合わないのか、「窮屈で使いづらい、しっくりこない」などと不満を漏らしている。
その正体はシオンの縁者で、10年前のダークファルスによるアークスシップ?襲撃時に死亡したとされていた二代目のクラリスクレイス。
シオンから授かった武器、ロッド型創世器「白錫 (はくしゃく) クラリッサ」の正当な所有者である。
人間関係 [編集]
前述したように、記憶を失う以前からの知己(らしき者)はプレイヤーとシオンぐらいしかいない。
保護されてからの人間関係は、メディカルセンターでの看護担当者フィリアと、シオンの後を継いだシャオ、そしてシャオの縁者であるサラ、情報屋として声をかけてきたパティ&ティア、惑星ハルコタンで出会ったスクナヒメとコトシロぐらいである。
特に、プレイヤーには依存状態に近いぐらい懐いており、自身も早くアークスとなってプレイヤーの手伝いがしたいと考えている。
スクナヒメからは友人として対等な立場で振る舞うように言われるが、彼女が「灰の神子」と崇められているため、最初の内は萎縮していた。
次第に打ち解け、スクナヒメとコトシロ、白の民?の心配をするようになり、メディカルセンターの定期検査を抜け出してハルコタンへ向かおうとすることもある(その時もフィリアにきつく叱られた)。
サラのことは任務上の仲間と思っているが、実際は10年前に幼いサラを助けたことがあり、サラの方はマトイに対して深い恩義を感じている。
EPISODE1でのマトイ [編集]
メディカルセンターに保護されて以降は、フィリアの看護を受けながら、ゲートエリアに立ち、アークスについて調べたり通りかかる人のことを眺めたりしているのみ。
記憶の手掛かりになれば、ということで、各惑星の資料(写真や映像、採取した植物のサンプルなど?)をフィリアから見せられ、その内のいくつかに興味を示している。
マトイ絡みのクライアントオーダーとして、フィリアが各惑星で花や鉱石などを採取してくるようプレイヤーに頼むこともあった。
また、プレイヤーがクエストを進めていくにつれ、マトイに会話イベントが発生する。
しかも、マトイの傍を通っただけで(プレイヤー側の意思とは関係なく)画面が切り替わり会話イベントに入ってしまうため、一部のユーザーからは「マトイトラップ」として恐れられることになった。
基本的にEPISODE1では「空気」と揶揄されるように出番がほとんどなかった。
EPISODE2でのマトイ [編集]
EPISODE2でも、しばらくは出番がほとんどなかった。
ようやく出番が訪れたのは、EPISODE2の第5章からである。
第5章の「再誕の日?」では、パーティーメンバーとしてプレイヤーに同行する。
シオンに呼ばれ、マザーシップ?の中枢へ向かうためである。
この時にマトイが使用しているのは闇属性のテクニックで、修復された白錫クラリッサで戦っている。
中枢への道中は、『絶対令(アビス)[2]』に操られたアークス達が次々と2人に襲いかかる。
その中にはオーザ、マールー、リサといったプレイヤーと所縁のあるアークスもいたが、マトイが無意識にアビスで打ち消し、彼らの洗脳を解いている。
最深部でルーサーと対峙し、シオンの最期を見届けた。
その後、再びメディカルセンターでの検査のため席を外している。
――半年後[3]。
シオンを失い、新たなマザーシップの管理者としてオラクルの中枢機構を維持しているシャオは、プレイヤーを呼び出した。
「二代目のクラリスクレイス――、彼女こそ、マトイだ」
10年前のダークファルス襲撃、そしてアークス達の記憶改竄、二代目クラリスクレイスの消失。
これらは一本の線で繋がっていると読み、プレイヤーに10年前に時間遡行し、マトイの周辺を探ってくるという任務を与えた。
二代目クラリスクレイス [編集]
シャオから時間遡行調査の任を受け、プレイヤーが10年前の時代で出会うことになる「クラリスクレイス」。[4]
光属性テクニックを使用し、ダーカーを駆逐する使命を与えられた少女。
「10年前に命を賭してダーカーを退けた」という記録しか残されておらず、それ以外は謎に包まれている。
ヘアースタイル | イノセントループテール? |
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コスチューム | イノセント・ワン? |
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武器 | 白錫クラリッサ |
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年齢 | 18歳? |
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身長 | 157cm |
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CV | 佐藤 聡美 |
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※10年前の詳細は長いので折り畳んでいます。
EPISODE2 17枚目のマターボード「彼女が生まれ、そして……?」とストーリークエスト第6章「わたしが生まれたその理由?」で登場する。
ダーカーを滅ぼす目的で、シオンに造られた存在。
そのため、シオンから譲り受けた「白錫クラリッサ」を通じて彼女と会話している。
各惑星を渡り歩き、当時はまだアークスに侵入が許可されていない惑星ウォパルにも訪れていた。
六芒均衡の一人ではあるが、他のメンバーと行動することはなく、常に独りでダーカーと戦っている。
惑星リリーパで、ダークファルス【若人】(アプレンティス)の力の大半を、その地[6]に封印した。
その後、【若人】に恨まれ執拗に命を狙われることになる。
プレイヤーとは行く先々で顔を合わせ、最初は一般アークスを巻き込むまいと素っ気ない態度を取っていたが[7]、次第に興味が湧いて話しかけるようになる。
自分は以前から「みんなを守るため」に戦ってきたため、一般アークスの任務内容や生活様式、その他諸々のことを知らないと語り、プレイヤーにそれらを話して欲しいと希望する。
以後、プレイヤーと出会うたびに語り合うようになった。
「わたし、もっといろんなお話を聞いてみたいんだ」
その内に情が移り、友情のような憧れのような気持ちを抱くようになる。
「普通の女の子」として振る舞うような態度を見せたり、惑星ナベリウスの森林がお気に入りの場所だと語る。
ふふっ、次からも何かあったら、ここで待ってようかな?
だが、そんな束の間の休息はアークスシップの市街地?に【若人】が襲撃してきたことで破られてしまう。
市民はあらかた避難したはずだが、親とはぐれて市街地を彷徨い歩いている幼子――サラを発見した。
サラを【若人】から救出した後、彼女がダーカーに襲われないよう白錫クラリッサで庇護し、自分は【若人】を追いかける。
クラリッサが手元にないため落ちている武器を拾って戦うが、どれも彼女の法撃力に耐え切れず壊れてしまう。
拾っては壊し、また拾う。その繰り返し。
そして、【若人】は周囲に倒れていたアークス達を魅了し、彼女に嗾けてきた。
これではアークス達を人質に取られたようなもので、思わず反撃しようとしてしまったものの、それ以上手を出すことができず後退するしかなかった。
「わたしは、アークスを…… みんなを守るために……! みんなを……!」、改めて使命を思い出す。
でも、
みんなを守る……のは、何で?
みんなって……誰?
その、具体的な顔すら想像できない。
それほど自分は孤独に戦ってきた。アークス達とも、アークスシップの民間人とも接点がない。
目の前のアークス達を見ても実感が湧かない。彼らのことを何も知らない。
(シオンから)漠然とした使命感だけを負わされ、常に戦ってきた。
みんなを守る……
それって、わたしの意思なのかな?
戦意を喪失し手に持った武器を落とすと、プレイヤーの名前を呟いて佇む。
その隙を【若人】が見逃すはずもなく、魅了されたアークス達に攻撃させようとする。
…が、間一髪、「コートエッジD」を持ったプレイヤーが彼女の前に立ちアークスの攻撃を防いだ。
プレイヤーの姿を観た瞬間、体が跳んでいた。すかさず武器を2本拾い上げ、全力を込めて【若人】に光テクニックを撃ち込む。
爆発と共に【若人】は姿をくらます。倒せはしなかったものの、撃退させることに成功した。
嬉しそうにプレイヤーに駆け寄り、「ありがとう」と礼を言う。
だが、それは【仮面】の仕掛けた罠だった。
コートエッジDに彼女の身体が貫かれる。
何が起きたかわからず地面に倒れ、苦しみながら顔を上げると、本物のプレイヤーが白錫クラリッサを携え、こちらに向かってきていた。
そこでようやく自分が騙されたことに気づく。
今まで喰らってきた「ダーカーの力(因子)」が傷口から溢れ出し、侵食されていくのを感じた。
このままでは、自分はダークファルスのような存在となってしまう。
戸惑うプレイヤーに尋ねる。「あの女の子は?」と。
頷いたプレイヤーを見て、安堵の表情になる。
白錫クラリッサに命じる。自分を“消去”してくれ、と。
プレイヤーの方を向き、未練を伝える。
もっと色んな話がしたかった、見てみたかった。
わたし、「みんな」なんて よくわからないもの…… 守れなくてもいいから……
あなたのとなりで…… あの場所で……
ふつうの女の子に なってみたかったなぁ…………
この時に生じた凄まじい力の奔流が周囲に影響を与え、プレイヤーが元の時間に戻れなくなる可能性があったため、シャオがプレイヤーを強制送還した。
強制送還の際、シオンの懺悔が聴こえた。
元の時間に帰還したプレイヤーに、シャオがこれまでの状況を分析し、語る。
マトイが記憶を失ってこの世界に飛ばされてきたのは、自分が強行した時間遡行が原因だと。
シオンがアークス達の記憶から10年前の出来事を消したのは、後悔の表れだと。
あの時にマトイから溢れ出た負のフォトンは形質が深遠なる闇に近い、またはそのものだと。
そして、マトイの生死をプレイヤーに委ねようとした。
そこへ、検査を終えたマトイがやってきて、言う。
久しぶりに、いろいろお話しよう?
わたし、もっと、もーっと いろんな話を聞いてみたいんだ
EPISODE3でのマトイ [編集]
EPISODE3では正式にアークスとして認可されており、冒頭でパートナーキャラクターとして仲間になる。
その後は惑星ハルコタンでの調査任務に同行する。
だが、EPISODE2第6章で判明したように、いつ【深遠なる闇】となってもおかしくはないため、シャオの監視下に置かれている。
プレイヤーは実質マトイのお目付け役のような感じで共に行動することになる。
また、服装が「イデアクラスタ」髪型が「イデアツインループ」に変わっている。
ハルコタンでは「灰の神子」ことスクナヒメから信頼を得、友情を示される。
マトイ自身もスクナヒメの力になろうと奮闘する。
しかし、ハルコタンはダークファルス【双子】(ダブル)が魔の手を伸ばしてきており、プレイヤーとマトイも【双子】の策謀に巻き込まれていく。
【双子】は、ハルコタンに封印されている悪神『禍津?』、そしてダークファルスの母体である【深遠なる闇】を復活させようとしている。
第5章「出来損ないの最高傑作?」では黒ノ領域にある「黒城」で【双子】と対峙するもプレイヤーと一緒に“喰われて”しまう。
【双子】の「内的宇宙」に呑み込まれたが、ルーサーの助けを借りて脱出に成功。
第6章で再び――単身【双子】のもとへ向かったスクナヒメを救出し、【双子】を倒すために――シャオの静止を振り切り、黒ノ領域へと乗り込む。
最深部でヒューナル体に変化した【双子】を叩きのめした。
だが、【深遠なる闇】は復活してしまった。
……白錫クラリッサ わたしに力を貸して!
わたしの……一番大切で……大好きなひとを、守るために!
プレイヤーが目覚めると、そこはメディカルセンターの診察台の上。
マトイだけが、そこに、いなかった。
深遠なる闇 [編集]
わたし、もうダメだと思う。 どうしようも、ないと思う。
……でも、いいんだ。 やりたいこと、やりたかったこと
たくさんいっぱい、できたから。
ありがとう。
あなた[5]からは いろいろたくさんいっぱい 大切なもの、もらったよね。
わたしはもう十分。十分だから…………。
さようなら。
EPISODE3・第7章 [編集]
分岐ルートの「あなたが生まれたその理由?」でマトイを救う選択肢を選んでいくと、『白錫クラリッサ』を携えた【仮面】が登場し、プレイヤーとマトイからダーカー因子を全て吸収することで、マトイは【深遠なる闇】から解放される。
【仮面】(とクラリッサに残っていたシオンの意識)との別れでは想いが溢れ、「泣くな。笑え」と言われたにも関わらず泣き崩れてしまう。
アークスのみんなからは暖かく歓迎され、心配しまくっていたフィリアにはしっかりと叱られたようで、そのことを喜んでいる。
その後はアークス・ロビー?の所定の位置に復帰。
共闘Eトライアル?で登場した時は新コスチュームになっており、消失したクラリッサの代わりに新たな武器(明錫クラリッサⅢ)を所持し、ダーカー因子が完全に消えたのか10年前のように光属性テクニックに戻っている。
EPISODE4でのマトイ [編集]
2年後が舞台となっているEPISODE4では、長期間に渡り未登場となっていた。
その理由は、アニメ版『PSO2』とゲーム本編に登場したアイカ関連のイベントで語られている。
アニメ版の最終話で復活したダークファルス【若人】を地球人のイツキらが討伐した直後、
その残滓が地球へと帰還しようとする憑代を追尾しようとしたためにアイカが咄嗟に創世器で自己の体内へ吸収、
マトイが駆けつけ彼女を救おうとダーカー因子の浄化と【若人】の再封印を試みるもののうまくいかずに、マトイ自身がアイカの身代わりになろうとダーカー因子を吸引し始めたところで、
ディーオ・ヒューナルが現われ、2人の身体からダーカー因子を吸収し去って行った、というもの。
それでも影響は少なからず残っていたため、メディカルセンターでのコールドスリープによる長期療養(浄化作業)が必要と判断され、そのまま眠りについていた。
その後、第4章のイベントまで登場がなく、本格的に戦線復帰したのは第5章「覚悟?」からである。
再登場後は、周囲から(特にフィリアから)無茶をしすぎるなと口酸っぱく怒られたためか、それともプレイヤーにEP3終盤のような無理はさせたくないという想いからか、無鉄砲な行動を控え気味になったようである。
備考 [編集]
EPISODE2 第6章のエンディングで流れる『Living on like stars』はマトイのテーマ曲。
- EPISODE3 第6章「大切なひとを守るために?」クリア後について
同ストーリークエスト?の中で、【深遠なる闇】となり惑星ハルコタンおよびアークスシップ?からも去って行ったことになるマトイだが、
キャンプシップの「パートナー呼び出し端末」では普通に呼び出すことが可能。
また、共闘Eトライアルでも普通に現れる。
ゲートエリアからは姿を消したままだが、探索するマターボードをEP3-6「想いの辿り着く先?」以外の物に切り替えると、
再びゲートエリアへ出現するため、好感度プレゼントや称号をもらっていない場合でも対処可能となっている。
- EPISODE3 第7章 捕捉
二代目クラリスクレイス時代は「みんなを守る」という使命を漠然と与えられ、他人と関わりが全くと言っていいほど無かったために自覚が持てず迷走したが、マトイとして第二の(?)人生を歩み出すようになってからはアークス達、そしてアークスシップ?の人々やシオン、シャオ、サラとも交流があり、自発的に「みんなを守る」という明確な意志を持てるようになった。
シオンや【仮面】との別れの場面で流れるBGMは『Rose Confession』。
「リコのテーマ」とも呼ばれており、『PSPo2i』のトゥルーエンドでも流れる曲。
- EPISODE3 外伝より
外伝で追加されたマターボード『煌き来たりて?』のイベントでは、マトイを二代目クラリスクレイスに選任したのもシオンであり、初代のアルマが亡くなり空席であったことと、「絶対令」対策であったと回答している。
関連項目 [編集]
関連ページ [編集]
コメント [編集]
コメントはありません。 登場人物/マトイ/コメント?
EPISODE3〜EPISODE4にかけてダーカー因子浄化のためコールドスリープしていた期間があったため、年齢はほぼ変化ないと見られている。
六芒均衡?のみが発動可能な、全アークスに対する「絶対命令権」。絶対令の解除は、絶対令をぶつけて相殺するか、発令した当人が解除するしかない。
ゲーム内ストーリーの時間軸で。
「クラリスクレイス」という名前自体は襲名制であり、現在のクラリスクレイスは三代目にあたる。初代クラリスクレイスの「アルマ」という人物の詳細は現時点(2015年9月)では不明。
本来はプレイヤー名
現在の「採掘基地」
以前に力を行使しダーカーを駆除した場面を他のアークス(コミックス版の描写ではメルフォンシーナ(本人))に見られ、逃げられたことでショックを受け、他人とは極力関わらないようにしている。