クラウチ・ミュラー [編集]
『PSO2es』のチップ情報についてはクラウチ?をご覧ください。
注意
このページには『PSPo2』と『PSPo2i』のストーリーのネタバレが含まれています。
PSPo2 / PSPo2i > クラウチ・ミュラー
この世に謝ってすむことなんざほとんどねえよ。
相応の働きで返せ。
種族 | ビースト |
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戦闘タイプ | レンジャー |
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武器 | ナックル系、ツインハンドガン系 |
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ナノブラスト | ガヴリ・ヴァル |
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職業 | リトルウィング社 一時代表取締役職務代行者[1] |
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身長 | 187 Rp(cm) |
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年齢 | 34歳 |
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CV | 藤原 啓治 |
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民間軍事会社リトルウィングを総括するビーストの男性。
エミリアの保護責任者でもあるが、責任放棄とも取れるやる気のなさを見せている。
かつては名うての刑事だったらしいが、何が原因か、その面影は一切見られない。
概要 [編集]
『PSPo2』および続編『PSPo2i』に登場する人物。
屈強な印象の多いビースト男性の中では、長身痩躯とやや浮いている感がある。
過去に刑事をしていたが本編登場時は既に退職後で、民間軍事会社リトルウィングの代表取締役(代行)という形で主人公と出会うことになる。
受付嬢のチェルシーからは「シャッチョサーン」と呼ばれているが、これは刑事だった頃にチェルシーが務めていたバーの常連客だったため、彼女含む店員達からそう呼ばれていた名残りである。
ちなみにリトルウィングの社長は、後に彼が結婚することになるニューマン女性、ウルスラ・ローランの方。
PSPo2のメインヒロインであるエミリアの保護者でもあり、仮ではあるが養子縁組を結んでいる。
ストーリー中で度々彼女と衝突を繰り返し、やがて互いの間に家族愛が芽生え、エンディング後のエピローグでは正式に親子となっている。
『PSO2』にもコスチューム「クラウチ・レプカ?」および似た髪型とビースト顔・耳?などが実装されているため、再現が容易になった[2]。
人物像 [編集]
酒癖が悪く、パッと見は「だらしない父親像」そのものである。
二日酔いを引きずって出勤したり、勤務中にも呑みに行くことを考えつつグラビア雑誌を読みふけるなど、年頃の少女であるエミリアからは「おっさん」呼ばわりで毛嫌いされている。
面倒くさがりのためエミリア達に仕事を押し付けることも多いが、締めるところはしっかり締め自らも調査へ赴くなど(といってもウルスラに一喝されたためであるが)完全に責任を放棄したわけではない。
カーシュ族の少年ユートが現れてからは彼に多かれ少なかれ振り回されることがあったものの、猪突猛進で無鉄砲だった彼の道を正す場面もある。
元は凄腕の刑事であり、ウルスラ、チェルシーとは彼女達の同盟軍時代に行動を共にしていたらしく、腐れ縁であることを匂わせている。
刑事を辞めた経緯は物語中盤以降で語られるが、追っていた事件に妻子が巻き込まれ、妻と娘を助けることができなかったという自責の念から。
以来、飲んだくれ、やさぐれて、現在のような酒呑みオヤジ……に至る。
物語序盤から中盤にかけてはエミリアとの口論が絶えなかったものの、内心では気にかけており、危険な場所へ飛び出して行ったエミリアを心配するなどの父性愛描写はある。
エミリアに対し突き放したような態度をとっていたのは、亡き娘に(生きていれば)歳が近かったということから、否が応でも大切な家族を救えなかった後悔の念が押し寄せていたからであった。
上司であるウルスラには、恋愛描写と呼べるようなものはほとんどなかったが、しっかり異性として意識はしていたようである。
そのため、エンディング後のエピローグで彼女とスピード婚したことをエミリアに半ば呆れられながらも祝福されている[3]。
人間関係 [編集]
前述のように、ウルスラ、チェルシーとは仲が良く一緒にバーに呑みに行くこともある。
また、チェルシーがウルスラに向かって、クラウチへの想いを遂げるように促す(茶化す)場面もあった。
当のクラウチは亡き妻子への想いを引きずっており、ウルスラ本人も彼の心に土足で踏み込むわけにはいかないと諦めてはいたが、何だかんだの腐れ縁と、クラウチの後悔が晴れてからは一気に押し切られた模様。
エミリアとの衝突の背景には、身寄りがなく街を彷徨っていたエミリアを保護したのがチェルシーが勤めていたバーのママ(女店主)であり、クラウチが彼女を引き取った理由が[4]「バーの呑み代のツケ清算」という名目だったというのもある。
これも前述した通り2人の関係は後に良好なものとなり、少々のぎこちなさは残るものの互いに親子として歩み寄るようになった。
パートナー性能 [編集]
主力武器がナックル系とツインハンドガン系であるため、チェインを稼ぎやすい。
ナノブラストの「ガヴリ・ヴァル」も回避力と攻撃力に優れているため何かと重宝するが、いかんせん暴走しやすい。
暴走時は味方も被害を受けるので、気がついたら耐久力の低いエミリアが後ろで転がっていた……なんてことも起きる。
また、ビースト主人公がガヴリ・ヴァルを装着できるのがレベル40を超えてからなので、それほど扱いが難しく強力であることを示している。
ビーストであるため耐久力は高いが、敵のテクニック攻撃には弱い。
ビースト特有の命中率の低さを、戦闘タイプ(レンジャー)で補っている。
PSPo2 [編集]
基本的に、チェルシーや社員達と共にシティのリトルウィング社内に居る。
各Act間で話しかけることもできるが、仕事をサボっている、またはサボろうとしているといった怠慢な言動が多い。
社への依頼は、ほぼ社員達(エミリアと主人公含む)に投げっぱなしで適当に指示を出すだけということが多かったが、業を煮やしたウルスラに一喝され渋々現場に出るようになった。
また、前述の通りエミリアとの関係が良好に向かってからは同行することも増え、ラストダンジョンの亜空間内部でもパーティーメンバーとして加わっている(※グッド、ノーマルルートでは無念を晴らすと言うシズルに活躍を譲り、クラッド6へ帰還しサポートに回る)。
PSPo2i [編集]
時系列的にエンディング(PSPo2トゥルーエンド・エピローグ)の約半年前であるためか、仕事に自信と責任を持ち、貫禄も出てきている。
エミリアや周囲を気遣う余裕も生まれたのか、以前は面倒ごとを押し付けるだけであったが、親として心配する様子が見られるようになった。
以前のように前線に出る機会は少なくなったが、社内に侵入者(ナギサやタイラー)があると従業員達を守るように矢面に立つといったこともある。
PSPo2終盤と同様、主人公のサポートに徹している。
また、クラウチ・ウルスラ・チェルシーのパーティーで特定のミッションへ行くと3人の過去話が聞ける。
コラボスクラッチ限定の★11チップとして配信された。(2014/12/17 ~ 2014/12/24)
チップの性能や詳細は該当ページ?を参照。
関連項目 [編集]
関連ページ [編集]
- クラウチ・レプカ? (PSO2攻略まとめWiki)
コメント [編集]
何らかの理由で不在の代表取締役の代行者に任される職務。権限は通常の代表取締役と同等である。
とはいえ、2017年現在も担当声優の藤原啓治が病気療養中であるためボイスが実装されておらず、完全再現は難しいが……。→2017年6月17日追記・声優活動復帰との発表あり。が、今後PSO2にボイスが実装されるかは不明。
唐突な出来事だったためか、エミリアの手記で「おとうさんとおかあさんがいっぺんにできた!」と驚かれている。
※クラウチ自身、養親資格を所持していた。