ワイナール [編集]
『PSO2es』のチップ情報についてはナギサ[15th メモリアル]?をご覧ください。
注意
このページには『PSPo2i』のストーリーのネタバレが掲載されています。
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『きみたちの言う、旧文明人ってやつさ。』
ナギサの内に宿る旧文明人。一人旅を続けていたナギサの話し相手として、ずっとそのそばにいる。
性格は明るく気さくで、何よりよくしゃべる。ふざけているようにも見えるが、思慮は深く冷静。いざという時にナギサを諌めるのは彼の役目。
ただ、ナギサのあまりの常識のなさに、振り回されることもしばしば。
旧文明人であるはずのワイナールの方が、現代の常識に精通しているほどである。
概要 [編集]
『PSPo2i』の登場人物。
外見はヒューマン男性に近い。
ナギサの肉体に宿っている旧文明人?の魂。
同じ旧文明人であるミカ、そして太陽王カムハーンとは顔見知りらしい。
ナギサがやや天然ボケ(ワイナール談)なため、彼女のフォロー(ツッコミ)役に回ることが多い。
人物像 [編集]
口調からやや軽い性格のように感じられるが意外と常識人で、ナギサの言動に振り回される苦労人といった様子も見受けられる。
普段の言動が陽気なため、真面目な話をしてもふざけているように誤解されることもある。
ナギサの肉体に憑依していることを「役得」と言い切っており、彼女が着替える際は何とかして覗こうとしている。[1]
プレイヤーキャラクターが男性の場合は、一緒に覗こうとそそのかすこともある。
(女性キャラの場合は「両手に花」などと茶化してくる)
その半裸に近い旧文明人独特の服装から、エミリアからは初見時に開口一番「ヘンタイがいるー!」と悲鳴を挙げられてしまっている。
ナギサの言動にハラハラさせられながらも、常に彼女のことを気づかい、彼女が特殊な状況[2]のためサポートを惜しまない。
彼女と共に旅を続けていく中で、「きみが忘れてしまうことは ぼくが憶えよう」と宣言し、ナギサの唯一の願いが「友達が欲しい」と聞いた時には「きっとなんとかするよ! それまでは、ぼくが友達100人分喋ってあげるから!」と約束している。
人間関係 [編集]
はっきりとは明示していないがミカの実弟である。
ワイナールの口からは「姉さん」としか表現されていないものの、ワイナールが語った「ぼくの姉さんの受け売り」は『PSPo2』でミカがカムハーンやエミリアらに語った言葉であり、前作をプレイしたユーザーには解るようになっている。
そのためか、やはりカムハーンには良い印象を持っていない。
ナギサと2人で旅を続けてきたが、彼女以外の人間には視覚されたことが(リトルウィングに来るまでは)なかったため、それ以外の人間関係は不明のまま。
彼を視覚できるエミリアとプレイヤーに出会ったことで、ナギサ以外の人間との久し振りの会話を楽しんでいる様子もある。
また、ユートに「そこのおにいさん」と声をかけられた時は、「ぼくが見えるのかい!?」と物凄く驚いていた。
マルチエンディングでの差異 [編集]
本作はマルチエンディングであり、プレイヤーが辿り着いたエンディングによって結末が変化する。
エンディングの条件や内容などはPSPo2iの該当項目かナギサの該当項目を参照。
本項ではトゥルーエンドのみ記す。
ワイナールは作中で『ある秘策』を実行しており、それが判明するのはトゥルーエンドだけとなっている。
秘策とは、いざという時の切り札として、ナギサ達に隠れて『ダークファルスの残滓』を一つ、自分の中に取り込んだこと[3]。
そして、惑星パルムの遺跡に隠しておいた古代船、『聖櫃クロウリィ』を起動させてそこへナギサを強引に連れて行く。
クロウリィ内では、ワイナールはまるで悪役然として振る舞い、ナギサに罵倒や問いかけなどを次々と浴びせる。
そうすることでプレイヤー達が来るまでの時間稼ぎと、ナギサの意識を正常に保ち彼女が闇の支配(ダークファルス)に呑まれないようにしていた。
プレイヤー達が最深部に辿り着いた時、「まだ死にたくない、生きていたい」と願ったナギサの身体からダークファルスの残滓をすべて自分の方に向かうよう誘導した。
……そぉらっ、ダーク・ファルス! 希望を持ったヒトの中は居づらいだろう!
欠片に引っ張られて、こっちにこいッ!!
ワイナールは言う。
ナギサを幸せにすること、それが絶対不変の最初からの目的だ、と。
そして、この聖櫃クロウリィは(旧文明時代に)自分が一生涯をかけて造り上げたお前(ダークファルス)の棺だ、と。
ダークファルスもクロウリィも旧文明時代のものはこのまま滅びるべきだ、と。
それに、愛しいヒトの手の中で、ってのが
ぼくの人生設計の最後なんだ。
ワイナールを依り代に顕現するのは、「ダークファルス・ディオス」。
巨大な体躯と、強力な攻撃でプレイヤーらに猛攻を仕掛けてくる。
ナギサも奮い立ち、スティールハーツを構える。
……一片の迷いすら、必要ない!
これこそが「私」と「彼」の望みなんだ!
激戦の末、ダークファルス・ディオスを撃破することに成功した。
その後、ワイナールがナギサの前に戻ってくることはなかったが、エミリアとプレイヤー、そしてナギサに宛てたメッセージが残されていた。
備考 [編集]
当時、ワイナール役の三木眞一郎氏の熱演がPo2iユーザーには好評だった。
聖櫃クロウリィのBGM『Aire lglesia』とダークファルス・ディオス戦の『la DIOS Arrancar』『el DIOS Despertar』はいずれも小林秀聡?氏の作曲。
どちらも『PSO2』のミュージックディスクとして実装されており、作中で聴くことが可能。
『Aire lglesia』の一節は同作品の「龍祭壇」用BGMとしてアレンジされている。
また、『PSO』の古代宇宙船(遺跡)が聖櫃クロウリィであるとする説もあるが、これは本作のサイドストーリー「時空を超えて」による惑星ラグオルとの繋がりからくるユーザー解釈に過ぎず、PSOの古代宇宙船は『PSⅢ』の「アリサⅢ」を予定していたというのが[4]公式設定のようである。
実際、ワイナールが旧文明時代に聖櫃クロウリィを隠していたのは惑星パルムの方であり、作中の台詞[5]でワイナール自身がクロウリィを建造したことを話している。
関連項目 [編集]
関連ページ [編集]
- チップ:ナギサ[15th メモリアル]?(PSO2es攻略まとめWiki)
コメント [編集]
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ナギサからは、着替える間は眠るかどこかへ行っててくれと言われていたが、実は今までこっそりバッチリ覗いていたことが後にバレてしまう。
ナギサは身体に『ダークファルスの残滓』を吸収していく影響で記憶障害があり、数日前、数年前のことも忘れてしまう。
本編中で108の欠片(残滓)の内、一つ足りないことをナギサ達が訝しがる場面がある。
開発段階で間に合わなかったため没案となった。
「……お前だよ、ダーク・ファルス……お前のだ。ぼくが一生涯をかけて作り上げた、お前の棺だ!」