ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル [編集]
PSO2 > PHANTASY STAR ONLINE2 EPISODE ORACLE (ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル)
惑星間飛行船団、通称『オラクル』は外宇宙に進出し、銀河を渡っていた。
『オラクル』では、新たに未知の惑星が発見されるたび、
『アークス』が降下し探索と発見を繰り返す。
数多の星に潜む『ダーカー』と呼ばれる存在を殲滅するために創設された組織である彼らは、
宇宙に平穏が訪れる日まで、旅を続ける……
原作 | セガゲームス[9] |
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監督 | 橘 正紀 |
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シリーズ構成 | 大野木 寛 |
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脚本 | 大野木 寛 森田 繁 浅沼 文生 |
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キャラクターデザイン | 鯉川 慎平 |
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音響監督 | 木村 絵理子 |
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アニメーション制作 | GONZO |
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3DCG制作 | Felix Film |
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制作 | PHANTASY STAR PARTNERS 2019 |
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フォーマット | TVシリーズ 30分枠 全25話 |
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放送枠 | TOKYO MX:2019年10月7日より 毎週月曜 22:30~ |
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BS11:2019年10月7日より 毎週月曜 23:30~ |
ニコニコ生放送: 2019年10月13日より 毎週日曜 22:00~ (タイムシフト視聴期限:7日間) |
ニコニコアニメチャンネル: 2019年10月13日より 毎週日曜 22:30~ (一話目無料および最新話一週間無料配信) |
dアニメストア: 2019年10月7日より 毎週月曜 23:30~ |
AbemaTV: 2019年10月7日より 毎週月曜 25:30~ (一話目無料および最新話一週間無料配信) |
アニメ放題: 2019年10月8日より 毎週火曜 12:00~ |
バンダイチャンネル: 2019年10月8日より 毎週火曜 12:00~ (最新話一週間無料配信) |
FOD: 2019年10月8日より 毎週火曜 12:00~ (最新話一週間無料配信) |
GYAO!: 2019年10月8日より 毎週火曜 12:00~ (最新話一週間無料配信) |
ビデオパス、ひかりTV、あにてれ、TSUTAYA TV、他(公式サイトを参照) ※放送・配信日時は変更になる場合があります。 |
権利表記 | (C)SEGA/PHANTASY STAR PARTNERS 2019 |
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概要 [編集]
2019年7月14日の『PSO2 STATION!』にて制作・放映が発表された、『PSO2』のEPISODE1~EPISODE3を原作としたテレビアニメーション。
全25話の2クールであると告知され、同年10月7日より「TOKYO MX[1]」「BS11[2]」、WEB上のビデオ・オン・デマンド各サイトにて放映が開始されている。
シナリオはアニメ用に再構築されており、原作ゲーム中に登場しないキャラクターや新規エピソードなどが存在する。
発表されているBD/DVDは全9巻で、同年11月20日より順次発売予定。
『PSO2』のアニメ化としては2作目にあたるが、前作『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』とは直接的な繋がりはない[3]。
スタッフ [編集]
- 原作:セガゲームス
- 監督:橘 正紀
- 助監督:大畑 晃一
- シリーズ構成:大野木 寛
- 脚本:大野木 寛、森田 繁、浅沼 文生
- キャラクターデザイン:鯉川 慎平
- メカニックデザイン:石本 剛啓、常木 志伸
- 音響監督:木村 絵理子
- 美術監督:渋谷 幸弘
- 美術設定:今掛 勇、酒井 達也
- 色彩設計:田中 美穂
- 撮影監督:青嶋 俊明、宮脇 洋平
- 音楽:大間々 昴、斎木 達彦
- プロデューサー:菊地 等、上間 康弘、中島 純、德村 憲一、小板 橋秀、麻生 一宏、塩谷 佳之
- アニメーションプロデューサー:吉本 聡、守屋 昌治
- CGディレクター:伊藤 仁美
- アニメーション制作:GONZO
- 3DCG制作:Felix Film
- 制作:PHANTASY STAR PARTNERS 2019
キャスト [編集]
- アッシュ:小野 大輔
- アフィン:下野 紘
- マトイ:佐藤 聡美
- シオン:緒方 恵美
- ルーサー:櫻井 孝宏
- ゼノ:木村 良平
- エコー:日笠 陽子
- ゲッテムハルト:飛田 展男
- メルフォンシーナ:花澤 香菜
―――他
主題歌 [編集]
オープニング主題歌
- 『Destiny』
作詞:Runblebee
作曲:小林 秀聡
歌:Aimee Blackschleger
- 『UniVerse』
作詞:Runblebee
作/編曲:堀田 英邦
歌:Aimee Blackschleger
エンディング主題歌
- 『Timeless Fortune』
作詞:山下 慎一狼
作曲:岩野 道拓
歌:有坂 美香
- 『それいゆ -Dear Destiny-』
作詞・作曲・歌:桃井はるこ
ストーリー [編集]
新光歴238年。
宇宙を駆ける船団『オラクル』に所属する『アークス』軍に志願し訓練生となった主人公のアッシュは、惑星ナベリウスでの訓練課程修了試験に赴いた。
しかしその最中『ダーカー』の襲撃を受け上官オリベを含む訓練部隊はアッシュとアフィンの2人を残し全滅してしまう。
ダーカーを撃退しながら撤退するアッシュたちは、管制からの通信で救助にきた先輩アークスのゼノとエコーに援けられ束の間の休息を得る。
アークスシップに帰還しようとする直前、森林中央の大樹に「何か」を感じたアッシュはそちらへと走る。
アッシュが光る空を見上げると、謎の少女(マトイ)が降ってきた。
その口から発せられる言葉――「アッシュ……、わたしを、殺して」。
わけもわからぬまま彼女を保護しようとする4人だが、直後、仮面の男の強襲に遭う。
ゼノと、偶然近くに居合わせたゲッテムハルトが登場し仮面の男を退けるも、ゲッテムハルトはゼノとアッシュに悪態をつき、随伴のメルフォンシーナと去って行った。
アークスシップへ帰還し、メディカルセンターに少女(マトイ)を預けたアッシュの前に、夢で見たことのある女性シオンが現れ、告げる。
「偶発事象の優位改変が確認され、あなたとマトイの運命が新たな状況へと進行した。あなたは多くの者を救う機会を得るだろう」――と。
そして、その光景を監視する謎の青年(ルーサー)。
運命は、あらぬ方向へと動き出そうとしていた……
登場人物 [編集]
個別ページがあるキャラクターは、そちらも参照してください。
- アッシュ?(CV:小野 大輔)
- 本作の主人公。新米アークス。
74番艦出身だが過去の出来事を憶えていない。
自らの出自に関わると思われる記憶が夢に現れることがあり、そのことで悩んでいる。
いつ入手したか判らないアクセサリー[4]を肌身離さず所持している。
ダーカー浄化や感知またはそれに関係した能力が高い。専用武器としてコートエッジ?を装備している。
第12話ではシオンからアークスで唯一「時間遡行」に適応できる能力を持つと説明された。
- アフィン(CV:下野 紘)
- アッシュの同期、新米アークス。アッシュと同じ74番艦出身。
10年前のダークファルスによるアークスシップ襲撃で生き別れた実姉を探すためアークスになった[5]。
アッシュのことを「相棒」と呼び、共に行動している。
- マトイ(CV:佐藤 聡美)
- アッシュとアフィンが惑星ナベリウスの森林エリアで保護した謎の少女。
出会い頭、アッシュに自分を殺して欲しいと頼む。その後メディカルセンターで療養しながら、なぜかアッシュの任務に同行を許可されている。
第2話から着ている衣装はアニメオリジナルデザイン。
記憶喪失で自分とアッシュの名前程度しか憶えておらず謎が多い。
- ゼノ(CV:木村 良平)
- 先輩アークスの一人。ダーカーの群れに襲われたアッシュとアフィンの窮地を救った。その後もアッシュと行動する機会が多い。
後述するオリベ、コハナらとは同期。
第6話のダークファルス復活直後に行方不明者となっていたが、第11話で救出された。
- エコー(CV:日笠 陽子)
- 先輩アークスの一人。ゼノと一緒に行動している。
クラスはフォースだったが、第11話からはハンターになっている。
- ゲッテムハルト(CV:飛田 展男)
- 先輩アークスの一人。粗暴な印象だが、仮面の男が襲撃してきた際に駆けつけた。
以後もたびたびアッシュの前に現れ、助言とも嫌味ともとれる言葉を残す。
10年前のとある事件から心に深い傷を負っており、そのため精神的に不安定な状態に陥っている。
そこをダークファルスにつけこまれ、精神と肉体を支配され復活の依代となった。
- メルフォンシーナ(CV:花澤 香菜)
- ゲッテムハルトに付き従っているアークス。
10年前の事件以来、自らの立場とゲッテムハルトとの関係に負い目を感じている。
第8話でアッシュにゲッテムハルトとの過去、そして自らの本名が「メルランディア」であることを語った。
- オリベ(CV:花田 光)
- 第1話の入隊試験でアッシュ達を引率していた試験監督官。ダーカーの襲撃で殉職。
アニメオリジナルキャラクターの一人。エンディングのクレジットで「隊長」であることが確認できる。
- コハナ(CV:斎賀 みつき)
- アニメオリジナルキャラクター。
第2話でアッシュらに同行した上官。ゲッテムハルトと面識があることから同期と思われる。
次期『六芒均衡』と噂されるほど腕の立つ女性。
ダーカーの群れとの交戦時、体内にダーカー因子を取り込みすぎてしまったため正気を失い森の奥へと逃走。その後、遺体で発見された。
ナベリウス深層に在る謎の塔に呼応していたような節がある。
遺体に刀傷があったこと、医療班が回収にくるタイミングが早かったことがアッシュとアフィンにアークス組織への不信感を抱かせた。
- リサ(CV:花澤 香菜)
- コハナをダーカーと誤認(?)して射撃[6]したキャスト女性。
アサルトライフルを持ち、アッシュらに意味深で狂気すら孕む笑顔を向ける。
128番艦『テミス』の市街地ではダーカーの群れを嬉しそうに撃破していた。
その際、高層ビルの屋上から狙撃していたため、アッシュに凄腕のスナイパーがいると思われた。
- パティ(CV:阿澄 佳奈)
- 情報屋『パティ&ティア(パティエンティア)』を名乗る女性。妹のティアとは双子。
コハナの異変に佇むアッシュらの前に現れ、アークスがダーカー因子を浄化できる仕組みを説明した。
- ティア(CV:井口 裕香)
- パティの双子の妹。熱くなりがちな姉にツッコミを入れるストッパー。
- サラ(CV:植田 佳奈)
- 第3話より登場。マリアと組んで行動している模様。
謎の少年「シャオ」と関係が深く、アッシュと彼を引き合わせた。
- ウルク(CV:伊瀬 茉莉也)
- 「フランカ's カフェ」でバイトをしながらアークスになるための勉強をしている。
フォトン適性がなく何度も試験に落ちていたが、つい最近特例として研修生に合格した。
ルーサーの策略により第128番艦テミスで殉職したが、第12話で時間遡行してきたアッシュとシャオに救出された。
- テオドール(CV:岡本 信彦)
- 凍土でのダーカー討伐時に一緒に行動することになった青年。戦いには消極的で悲観主義な面が強い。
親友のウルクがアークス研修生に受かったことを心配している。
128番艦『テミス』襲撃時もダーカー掃討作戦に参加しアッシュらと顔を合わせたが、爆発炎上した輸送車の傍らに研修生証と焼死体を見つけてしまったことで心神耗弱となった。
第11話でルーサーの甘言に乗って彼と共に去り、デューマンに改造された。
- タクラ(CV:会 一太郎)
- アニメオリジナルキャラクターの一人。第4話で登場。
テオドールに同行した先輩アークスのようだったが、暴走龍が出現した直後に喰われ、死亡。
- ジグ(CV:立木 文彦)
- 128番艦『テミス』に工房を持つ刀匠。老齢のキャスト。
刀鍛冶は引退したらしく仕事を避けていたが、アッシュが持ち込んだ武器らしきものを目にするとやる気を取り戻した。
ダーカーの市街地襲撃時にもそれの修繕作業を続けていたが、何者かに背後から攻撃され胴から真っ二つの状態で発見され緊急搬送された。
- メルフォンシーナ(本人)
- 第6話、ゲッテムハルトの回想シーンにのみ登場。10年前のダークファルス襲撃時に命を落としている。
ゲッテムハルトとは恋仲だった女性。
- イオ(CV:竹達 彩奈)
- 第11話から登場したデューマンの少女。アッシュの一期下生らしく彼のことを「先輩」と呼んでいる。
- レギアス(CV:秋元 羊介)
- アークス総司令的な立場のキャスト男性。第1話では艦橋で直接指揮を執っている姿が描かれた。
六芒均衡の「一」と紹介されている。
第7話では幹部(下士官)連中から「総督」と呼ばれている。
- カスラ(CV:神谷 浩史)
- アークス情報部に所属する青年。第2話から登場。
アッシュの任務に、非戦闘員であるマトイが上層部の指示で同行することになった経緯を訝しみ調査を進める。
六芒均衡の「三」。
- マリア(CV:小山 茉美)
- 六芒均衡の「二」。ナベリウスの遺跡に迷い込んだアッシュとマトイの前に現れた。
40年前のダークファルスとの戦争、そしてダークファルスをこの地に封印したことを語る。
第11話の歴史改変時にアッシュ、サラと共闘し、ゼノを救出した。
- クラリスクレイス(CV:悠木 碧)
- 六芒均衡の「五」。外見同様に言動も幼く、自らの力を誇示したがる。
「クラリスクレイス」という名前は襲名制で、三代目にあたる。
- ヒューイ(CV:柿原 徹也)
- 4話より登場。六芒均衡の「六」。困ってる人を見ると放ってはおけない熱血漢。
爆走しがちなクラリスクレイスのツッコミ役。
- クーナ(CV:喜多村 英梨)
- 六芒均衡の「零」。表では歌と踊りを中心に活躍するアイドル歌手、裏では上層部の任を請け処分対象のアークスを暗殺する「始末屋」をしている。
研究所から逃走した「暴走龍」を追い続け、第10話で目的を遂行した。
第14話ではオラクル管制にクラッキングを仕掛け、全アークスシップにルーサーの裏工作・悪事を開示した上でレギアスの絶対令を打ち消した。
- アトッサ
- 大戦時に亡くなった、六芒均衡の「四」。以来、空席となっている。
- ヴォルフ
- 同じく大戦時に亡くなった六芒均衡の「六」。現在はヒューイがナンバーを受け継いでいる。
- ゼノ(CV:木村 良平)
- アッシュに救出された以降はマリアの特訓をうけ、長らく空席だった「四」を受け継いだ。第14話で再登場。
- ダークファルス【仮面】(ペルソナ)(CV:???)
- アッシュとマトイを執拗に狙う、仮面を被ったダークファルス。
第7話までは個体名が判明しておらず「???」表記。
マトイを殺すと宣言しているにも関わらず、彼女が窮地の際に助けるなど行動に矛盾があることをアッシュから指摘されている。
- ダークファルス【巨躯】(エルダー)(CV:飛田 展男)
- 40年前の大戦でアークスと戦ったダークファルス。
第6話で封印が解かれ、ゲッテムハルトを依代として現世に復活を遂げた。
- ダークファルス【若人】(アプレンティス) (CV:伊瀬 茉莉也)
- 第7話より登場した女性型のダークファルス。
- ダークファルス【双子】(ダブル)(CV:釘宮 理恵)
- 第7話より登場。幼い子供の外見をした一対のダークファルス。
その他 [編集]
- シオン(CV:緒方 恵美)
- 謎の女性。アッシュの夢に登場した研究者風の女性と酷似している。
- ルーサー(CV:櫻井 孝宏)
- 謎の男性。「シオン」に尋常ならざる執着がある。
第10話でアッシュとシオンの前に現れ、『ヴォイド』の総長であると名乗った。
- 暴走龍 (CV:大畑 伸太郎)
- クーナが追っている謎の龍。個体名は「ハドレッド」。
ダーカーもアークスも見境なく襲い喰らうと恐れられていたが、真実はクーナがこれ以上手を汚さないよう暗殺対象リストにあるアークスを先回りで食殺していた。
第10話でクーナと対峙し、今わの際に彼女の歌を聴きながら息絶えた。
- ストラトス
- 128番艦『テミス』襲撃時にモブキャラクターとして登場。まだアークス入隊前、学生時代の頃と思われる。
- 老人 (CV:岩崎 ひろし)
- 第9話でアッシュがナベリウスの地下廃墟で遭遇したニューマンの男性。アニメオリジナルキャラクターの一人。
廃墟内にテントを張り、怯えるように何かから逃げ回っている。暴走龍ハドレッドと浅からぬ関係がある模様。
- シャオ(CV:緒方 恵美)
- 第11話でサラに引き合わされた謎の少年。アッシュに助言を与え、歴史を改変するための時間遡行へと誘った。
- ユクリータ(CV:伊瀬 茉莉也)
- 10年前に行方不明となっているアフィンの実姉。
作中の用語・世界観 [編集]
個別ページがある場合はそちらを参照。
- オラクル船団
- 数百年の長きに渡り宇宙の広域を航行している船団。巨大な「マザーシップ(母艦)」とそれを囲むように無数の航宙艦が追随している。
- アークスシップ
- 航宙艦の名称。全長約70Kmほどの巨大な艦であり、内部はアークスが拠点とする臨戦区、一般市民の住まう居住区、農業区、工業区、海洋区などに分かれている。
それぞれ「74番艦」などの番号が割り振られており、その数は数千規模で存在する。
乗員は戦闘員、非戦闘員を合わせ一艦に100万人前後。緊急時には居住区の分離などが行える模様。
- キャンプシップ
- アークスシップに多数格納されている小型艇。
ゲートエリア(スペースゲート)から出港し、主にアークスが各惑星へ任務に赴くための輸送に使用されている。
- 新光歴
- オラクルの暦。作中では新光歴238年から239年ごろの出来事が描かれる。
- アークス
- 各惑星の外敵と交戦する戦闘員と、その支援や補給などを主とする非戦闘員で構成されている。
中でも特に実力の突出した者は『六芒均衡』と呼ばれており艦内での地位も高い。
- フォトン
- アークスがスキルやテクニックを発動する際や日常生活などで用いる粒子エネルギー。詳細は該当ページ参照。
- ダーカー
- 各惑星を脅かす謎の生物兵器群。「ダーカー因子」と呼ばれるものによって動かされている尖兵。
出現するとダーカー因子を周囲に放出し、有機物・無機物を問わず侵食および攻撃する。
様々な形態と戦闘能力を持つが、個体に自我や知能はない。
体外に露出している「核(コア)」が弱点。
- ダーカー因子
- ダーカーから発せられる瘴気のような、何らかの負のエネルギー。
ダーカー殲滅時に周囲に飛散する粒子状の赤黒い発光体で表現されている。
因子に触れ侵食が進むと狂暴化するとされ、侵食対象は人や動物、機械類と種類を問わない。
殲滅と同時に体内へ因子を取り込んでしまっているアークスは、定期的にメディカルセンターで浄化洗浄を受ける必要がある。
体内に吸収された因子が許容量を超えたアークスはダーカー化してしまうため、上層部が隠密に“処分”している。
過去作『PSO』の「D因子」も参照。
- コードD
- 「Code:D」。ダーカー出現の際に発令される略号または暗号。
- 惑星ナベリウス
- 本作の主な舞台となっている惑星。海洋と広大な陸地が存在し、その多くは植物と河川や湖しかない原始的な森。
大自然に恵まれ気候も安定しているため温厚な生物が住まい、アークスも比較的安全な惑星であると認識していた。
深い森の奥には雪に覆われたエリアがあり、中心部に謎の遺跡があるが一般アークスには知覚できないよう障壁(封印結界)が張られている。
- ダークファルス
- 全宇宙を脅かす存在、ファンタシースター作品共通の敵。
『PSO2』では複数のダークファルスが確認されており、本アニメもそれに準拠している。
詳細は該当ページ参照。
- 白錫クラリッサ
- アッシュらが惑星ナベリウスで発見した杖。「創世器」と呼ばれる特殊な武器のひとつ。
ジグの工房に持ち込み修繕を依頼していたが128番艦テミス襲撃のどさくさに紛れてゲッテムハルトに奪われた。
その後、ダークファルス【巨躯】の封印を塔から解放するための鍵として利用された。
- A.I.S
- アークスの開発した、汎用人型迎撃兵器「Arks Interception Silhouette」。A.I.Sはその略称。
第6話時点でアークスシップに標準装備されていることがオペレーターの台詞から判明した。
稼働可能区域は宇宙空間や水中、地底、陸上など換装によりほぼ全てに対応できる。
- マザーシップ
- オラクル船団の中枢機構でもある超弩級の母艦。
第7話の【巨躯】およびファルス・アーム戦では、ルーサーの指示で大質量のフォトン粒子砲(フォトン・ブラスター)を放ち119隻ものアークスシップを巻き添えにした。
- ヴォイド
- 第9話で老人が語った、アークスの研究組織の名称。原作ゲームでの表記は『虚空機関(ヴォイド)』。
ナベリウスの地下研究所で強化人間と造龍を主軸とした生体兵器群を研究していたが、ハドレッドの暴走で壊滅、廃墟と化したことが描写された。
- デューマン
- 詳細は『PSO2』のデューマンの項を参照。第11話で登場した新種族だが、100年以上前から存在していたことになっている。
- 惑星ウォパル
- 第11話でアッシュとアフィンが訪れた、新たに発見された惑星。詳細は個別ページ参照。
- 惑星アムドゥスキア
- 第11話の舞台となった惑星のひとつ。詳細は個別ページを参照。
- 惑星リリーパ
- 第19話以降の舞台となっている惑星。詳細は個別ページ参照。
- 三英雄
- 40年前の大戦でダークファルスを封印した、レギアス、カスラ、クラリスクレイス(初代)の3人を指す。
大戦後はルーサーの支配下にあり、彼がアークスを裏で牛耳ることを黙認させられている。
- サポートパートナー
- 小型の支援用ロボット。多くはアークスと同じような外見をしている。第12話で、ルーサーに感知されるのを避けるためシャオがOSをハッキングし操作(憑依)していた。
- 絶対令(アビス)
- 六芒均衡のみが発令することができる、特殊な命令。全アークスの遺伝子には“それ”に絶対服従する仕掛けが施されており、打ち消すには別の絶対令が必要。
備考 [編集]
本来、プレイヤーキャラクターであるため自由に姿形の創作と名付けが可能な「主人公」だが、本作では都合上固有名詞と性別が決定付けられている。
「アッシュ」という名称および外見はPSO2公式PVや告知動画に登場するヒューマー(ヒューマン+ハンター男性の略称)のデフォルトキャラクターが元になっており、名前の元ネタは過去作『PSO』のNPCであった「アッシュ」から。
PSO2公式によると「PVなどでの出番が多く、ある意味PSO2を象徴するようなキャラクターだから彼を主人公にした」ということである。
また、主人公の設定は本作独自のもの[7]であると説明されている。
余談ではあるが公式PVからのゲスト出演的な感じで第1話にスゥ、ギリアム、ルピカ、ジャンらが名無しのモブキャラクターとして登場している。
※電撃オンラインのインタビューでPV出演キャラと偶然同じような見た目になってただけで同一キャラではないとのこと。
原作ストーリーの再構築であるため、本家EPISODEで当時実装されていなかったものも序盤から多く登場する(フランカ's カフェ?やA.I.S?など)。
関連項目 [編集]
関連ページ [編集]
- マザーシップ? (PSO2攻略まとめWiki)
- アークスシップ? (PSO2攻略まとめWiki)
- 惑星 (PSO2攻略まとめWiki)
- ACスクラッチ?「アニメ化記念!オラクルコレクション?」 (PSO2攻略まとめWiki)
外部リンク [編集]
コメント [編集]
©SEGA/PHANTASY STAR PARTNERS 2019
東京都のローカル局。正式名称は「東京メトロポリタンテレビジョン」。関東圏では9チャンネルで地上デジタルテレビ放送が受信可能。
衛星放送。視聴には契約および専用のアンテナ、チューナーなどの対応機器が必要。
もっとも、イツキらのストーリーはゲーム本編EPISODE4へと繋がっていたため、そういう意味では間接的に繋がりがあるとも言える。
『EPISODE 1&2 設定資料集』掲載の、マトイと【仮面】の初期稿(没案)からと思われる。
ゲーム本編でそれを明かすのは先の章だが、本作では第2話で当人の口から語られた。
頬を掠る程度。
ゲーム本編では、ユーザーによって独自解釈や想像、主人公の出自設定や二次創作といった遊びも可能であるため。
https://twitter.com/ANIME_PSO2/status/1104626195306446848
2020年4月からはグループ再編に伴い新商号の「株式会社セガ」となる。